目次 |  前へ

ニュースあれこれ

The Educator -ICEVIマガジン日本語版出来

ICEVIの年2回刊行マガジンである「The Educator」は現在英語、スペイン語、英語点字で出版されています。ICEVIはここに、さらに日本語版でも読めるようになったことをアナウンスします。The Educator日本語版の2003年7月号と12月号はICEVIのウェブサイトwww.icevi.orgの出版物リンクから読めます。

The Voice of the WBU

世界盲人連合(WBU)では、連合初めての雑誌モThe Voice of the WBUモを送り出しました。第2号は2003年12月にも編集修了予定です。電子版コピーの入手および詳しい情報についは[email protected]まで。

ICECVIの北アメリカとカリブ地区の共同チェア

ペンシルベニア眼科大学の大学院副研究科長のKathleen Mary Huebner博士は北米・カリブ地区の共同チェアの指名を受け、さらに向こう4年間チェアを務めることになりました。おめでとう、Kathy。

ICEVIメンバーの受賞者と顕彰者

ICEVI北米−カリブ地区のチェアSusan Spungin博士は彼女のめざましい貢献に対してAmerican Printing House(APH)の“自由の翼(Wings of Freedom)”賞を受賞しました。また、Sally Mangold博士にはAPHは彼女の長年にわたるICEVIでの活動に対し“点字創造(Creative Use of Braille)”賞で顕彰しました。Mangold博士についてはこのほかにアメリカ盲人協会(American Foundation for the Blind)より2003年のMiegel賞が授与されました。この賞は顕著な貢献のあった視覚障害者に贈られるアメリカ盲人協会の顕彰でもっとも権威ある賞です。おめでとうSusan、そしてSally。

ユネスコの教育ウェブサイトへのICEVIリンク

ICEVIに関してはユネスコの非公教育サイトに載せられています。このサイトには代替教育(alternative education)に属する各種機関が載っています。ICEVIは視覚障害を持つ人々の教育に直接的また間接的に、そして公教育・非公教育の両ルートからアプローチをしてきました。この実績からICEVIとしてユネスコ・サイトへの掲載を申請しました。

ゴールデン・キーからのニューズ・レター

内モンゴルのゴールデン・キー・プロジェクトは視覚障害を持つ子どもの統合教育を促進するためのプロジェクトです。このプロジェクトには教員養成(teacher preparation)課程も含まれています。このプロジェクトによる統合教育実践での知見を広める目的で、プロジェクトでは“The Golden Key Newsletter”という機関誌が発行しています。このニュースレターのスローガンは、“すべてのいのちを慈しみ(Treasure)、すべての盲児の存在を尊重しよう”です。このプロジェクトについてさらに詳しくお知りになりたい人は、[email protected] にコンタクトしてください。

弱視用デバイスの訓練コース

あなたにも手頃な値段で弱視用デバイスを購入することができます。香港盲人協会主催のはじめての国際コースが2004年に香港で開催されます。盲人協会の後援でロービジョン・クリニックは協会(the Society)からVision2020大会の先鞭として低価格の弱視デバイスを中国および途上国への提供を開始いたします。注文は香港盲人協会ディレクターのGrace Chanまでコンタクトのこと。

キプロス 点字ニュースレター

キプロス点字ニューズレターは電子ニュース版でも読めます。サイトはwww.pot-cyprus.comです。さらに詳しく知りたい方は [email protected] までコンタクトのこと。

ビジョン2005大会

王立盲人協会(RNIB)はVision2005年大会のホストを務めさせていただけることを大変光栄に存じております。本大会は国際ロービジョン・リハビリテーション協会の後援による第8回目の国際大会に当たります。ここでの最先端の諸発表はこの領域におけるかつてないほどの広範なものとなり、著名な基調演説者のラインナップも含まれています。詳細をお知りになりたい方は、http://www.rnib.org.uk/vision2005 まで。講演を予定しているすべてのスピーカからの講演概要が大会のウェブ上で募集中です。口頭発表、ラウンド・テーブル・ディスカッション、ポスター発表などの発表形式が可能です。公式の参加登録は2004年4月から開始します。予約申し込みを希望するひと、情報提供を希望するひとはサイトの「register your interest」から今すぐ登録できます。上記サイトをブックマークに登録し、つねに最新情報のチェックをお忘れなく。

アクセス・テクノロジー

“アクセス・テクノロジー事始め(Access Technology: Beginnings)”コースはHadley盲学校で提供されています。これは視覚に障害を持った子供達にどのような機器、ソフト、情報アクセス・テクノロジー(access technology)が必要なのかを子ども自身及び家族に提供するためのものです。講座は通信教育でも学べ、学習者は自分にあったコンピュータの選び方、コンピュータの操作方法、そしてどうしたら視覚障害を持ちながらコンピュータを使えるかなどを学ぶことができます。コース受講料は無料で、視覚障害を持つひとまたはその家族であれば誰でも学ぶことができます。詳細についてはe-mailにてHadley盲学校まで。アドレスは、[email protected] です。

(訳:加藤 宏)

目次 |  前へ