活動報告

目次 |  前へ|  次へ

3月28,29の両日、南アフリカ、ステレンボッシュでICEVI役員会が開催された。主な決定事項のうちエデュケータ誌読者各位にお知らせしておきたい項目は以下のとおりである。
  1. 2015年を目標年度として全世界の視覚障害児に対する平等な教育を実現しようとする計画をまとめるための第一歩として、ICEVIとしての計画案が作成され、次回の役員会での承認を求める。
  2. UNESCOのフラッグシップ計画におけるICEVIの果たすべき役割を検討する。
  3. ICEVIは世界銀行と協力して、盲および弱視児に対する“ツールキット”の開発を行う。各地域議長は各国および地域の世界銀行当局と接触を保ち、この障害者に対する課題が各地の世界銀行の活動に反映されていることを確認することが要求される。
  4. ICEVIと(障害者の)両親および両親で結成されている組織とのあり方はどのようなものであるべきかに関してガイドラインを作成し、各地域議長に送付されるべきであることが合意された。
  5. 視覚障害児童のインクルーシブ教育に関する、ICEVI・WBUの合同計画案が承認された(合同計画書を参照)
  6. 各地域におけるICEVIの活動は琵琶湖ミレニアム活動方針(Biwako Millennium Framework for Action)において強調された下記の諸点に留意すべきである。
  7. 子供の人権に関する国連会議を支持するICEVI世界会議の決定が国連に通知された。
  8. ICEVI会員資格についての議論があり、ICEVI入会を希望する個人および組 織のカテゴリー分類についての承認がなされた。
  9. ICEVIは研究委員会を設置し、ウガンダにおいて次に述べる内容で試験的なリサーチに着手する。
      “視覚障害を持つ児童を通常の学校でうまく教育を受けることができるためにウガンダで必要とされる条件は何か?”
  10. ICEVI第12回世界会議を2006年にクアラランプールで開催するために、マレーシア支部と折衝を行った。

目次 |  前へ|  次へ